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J-GLOBAL ID：200902283351572551   整理番号：09A0450328

離乳豚における免疫応答に及ぼすLactobacillus plantarum LQ80で調製した発酵液体飼料の影響

Effect of fermented liquid diet prepared with Lactobacillus plantarum LQ80 on the immune response in weaning pigs

著者 (5件)： MIZUMACHI K. (National Inst. Livestock and Grassland Sci., Ibaraki, JPN) ,  AOKI R. (National Inst. Livestock and Grassland Sci., Ibaraki, JPN) ,  OHMORI H. (National Inst. Livestock and Grassland Sci., Ibaraki, JPN) ,  SAEKI M. (National Inst. Livestock and Grassland Sci., Ibaraki, JPN) ,  KAWASHIMA T. (National Inst. Livestock and Grassland Sci., Ibaraki, JPN)
資料名： Animal  (Animal)
巻： 3  号： 5  ページ： 670-676  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： W1725B  ISSN： 1751-7311  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 10と離乳豚を2群に分け,プロバイオティクスLactobacillus plantarum LQ80を含む発酵液体飼料(FLD)あるいはそれを含まない飼料(NFLD)を28日間与え,FLDの免疫調節作用を調べた。実験終了時においてFLD群ではNFLD群に比べて血清中の総IgM及びIgG濃度が有意に高かったが,糞便及び唾液中の総IgA濃度は差がなかった。しかし,FLD群の糞便中のIgA濃度は28日で14及び21日に比べて有意に高かった。FLD群ではNFLD群に比べて血液細胞のIFN-γ分泌及びマイトジェン誘導増殖が少なく,さらに炎症前サイトカインであるIL-8及びTNF-α濃度が低かった。この研究に用いたFLDは全身のあるいは粘膜の抗体応答を刺激することにより,不必要な炎症性反応を起こすことなく,離乳豚の免疫応答を変化させることができるようである。

シソーラス用語： *ブタ ,  離乳 ,  *Lactobacillus plantarum ,  液体飼料 ,  プロバイオティクス ,  薬理作用 ,  *免疫反応 ,  血清中濃度 ,  免疫グロブリンM ,  免疫グロブリンG ,  糞便中排泄 ,  濃度 ,  免疫グロブリンA ,  インターフェロンγ ,  マイトジェン ,  インターロイキン8 ,  TNFα
準シソーラス用語： 発酵飼料 ,  免疫調節作用 ,  *免疫応答 ,  IgM ,  IgG ,  唾液中濃度 ,  IgA ,  IFNγ ,  IL8

分類 (3件)： 豚  (FD02040U) ,  特殊飼料  (FD07050O) ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  (GW22010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 離乳 ,  豚 ,  免疫応答 ,  Lactobacillus ,  調製 ,  発酵液体飼料