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J-GLOBAL ID:200902283395105187   整理番号:09A0405431

CaMキナーゼIαによるリボソーム蛋白質S19のSer59のリン酸化

Phosphorylation of ribosomal protein S19 at Ser59 by CaM Kinase Iα
著者 (6件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 393-402  発行年: 2009年04月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脳におけるCaMキナーゼCaMK)の調節機構を検証した。ラットのリボソーム蛋白質S19(RPS19)のリン酸化を調べたところ,in vitroでは,CaMKIαは,RPS19を著明にリン酸化するが,CaMKのIβ1,Iβ2,II及びIVにはこの作用がないことを見出した。コンセンサスリン酸化部位を検索すると,Ser59,Ser90及びThr124がその部位と見られた。そこで,この部位をアラニンで置換してみると,Ser59の置換は,CaMKIαによるリン酸化が著明に減弱した。そこで,Ser59をリン酸化したRPS19の特異抗体を作成して試験した結果,GT1-7細胞及びラット脳において,Ser19がリン酸化されていることが分かった。GT1~7細胞におけるRPS19のリン酸化は,CaMK阻害剤,KN93により阻害された。更にラット脳の細胞分画により,これまでに同定したS19結合蛋白質をRPS19に作用させると,CaMKIαによるRPS19のリン酸化が増強されることも分かった。これらから著者らは,CaMkIαはSer19のリン酸化を通じてRPS19の機能を調節していると結論した。
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  生物学的機能 
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