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J-GLOBAL ID：200902283401106719   整理番号：09A0036531

グラム陰性菌における細胞形状と細胞壁組織化

Cell shape and cell-wall organization in Gram-negative bacteria

著者 (5件)： HUANG Kerwyn Casey (Princeton Univ., NJ) ,  MUKHOPADHYAY Ranjan (Clark Univ., MA) ,  WEN Bingni (Princeton Univ., NJ) ,  GITAI Zemer (Princeton Univ., NJ) ,  WINGREEN Ned S. (Princeton Univ., NJ)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 49  ページ： 19282-19287  発行年： 2008年12月09日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌細胞は多様な形状と径を示す,細胞壁はストレスに耐え,形状を維持する。細胞形状は接着,分散,運動などの重要な細菌機能の調節に役割を演じる。今回,桿状グラム陰性菌Escherichia coliのペプチドグリカン傷害と変動に対する細胞形状の機械的反応を予測する細菌壁の定量的物理モデルを報告した。この予測を試験するため,低速度画像処理法を用い,傷害は側壁の隆起として現れ,隆起の周りの円柱状細胞壁の大スケールの湾曲化となることを示した。この物理モデルはペプチドグリカン欠損への細胞形状の堅固さを示唆し,ペプチド架橋化を制限する条件下でさえ,細胞壁の多孔性と形状を成長,維持する細胞能力を説明した。多くの共通する細菌壁形状はペプチドグリカン欠損の単純な空間的パターン化を介する同じモデルで表現し得,軽度なパターン化変化は細菌で観察した多様な形状下にあることを示唆した。

シソーラス用語： *グラム陰性菌 ,  形態 ,  *細胞壁 ,  組織化 ,  大腸菌 ,  *ペプチドグリカン ,  画像処理 ,  パターン形成 ,  架橋【高分子】 ,  ペプチド ,  ストレス ,  アミノ糖 ,  シクロペプチド ,  芳香族塩素化合物 ,  オリゴペプチド ,  多価フェノール ,  二糖類 ,  架橋化合物 ,  ピラノシド ,  芳香族縮合化合物 ,  機械的ストレス ,  物理モデル ,  細胞形態 ,  *微生物 ,  *膜 ,  *生体膜 ,  改変
準シソーラス用語： 細胞形状

分類 (1件)： 微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (1件)： バンコマイシン

タイトルに関連する用語 (4件)： グラム陰性菌 ,  細胞形状 ,  細胞壁 ,  組織化