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J-GLOBAL ID:200902283518663740   整理番号:09A0067317

Methoprene-tolerantの下流の初期幼若ホルモン反応遺伝子Krueppel homolog 1はコクヌストモドキTribolium castaneumにおけるその抗変態作用を仲介する

Krueppel homolog 1, an early juvenile hormone-response gene downstream of Methoprene-tolerant, mediates its anti-metamorphic action in the red flour beetle Tribolium castaneum
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資料名:
巻: 325  号:ページ: 341-350  発行年: 2009年01月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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幼若ホルモン(JH)は昆虫においてエクジソンが誘導する変態を阻害する。しかし,JHの作用の分子機構に関する我々の知識は未だ断片的である。Krueppel homolog 1(Kr-h1)はDrosophila melanogasterにおいてJHにより誘導される転写因子である(Minakuchi,C.,Zhou,X.,Riddiford,L.M.,2008b.Krueppel homolog 1(Kr-h1)はDrosophila melanogasterの変態の間に幼若ホルモンの作用を仲介する。Mech.Dev.125,91-105)。甲虫Tribolium castaneumにおける相同遺伝子(TcKr-h1)の発現の解析はその転写産物が幼虫期に連続して存在するが,蛹期には無いことを示した。幼虫期におけるJH生合成の人為的な抑制は早発の幼虫-蛹遷移とTcKr-h1 mRNAの下方調節を引き起こした。幼虫期のRNAiによるTcKr-h1ノックダウンは早発の幼虫-蛹遷移を誘導した。初期蛹期に外来JHミミック(JHM)で処理すると二次蛹の形成とTcKr-h1転写の急速で大きな誘導を引き起こした。JHMが誘導する二次蛹の形成はTcKr-h1のノックダウンにより打ち消された。JHM処理と組み合わせたRNAi実験は幼虫期にTcKr-h1が推定JH受容体Methoprene-tolerant(TcMet)の下流で作用し,蛹期にそれはTcMetの下流と蛹特定化因子broad(Tcbr)の上流で作用することを立証した。従って,TcKr-h1はJHの作用を仲介する初期JH反応遺伝子であり,TcMetとTcbrを結ぶ。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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無脊椎動物ホルモン  ,  動物生理一般 
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