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J-GLOBAL ID:200902283525337093   整理番号:08A0829046

産業機械 100MPa級高圧水素試験機の開発

Industrial Machinery Development of 100MPa Class High Hydrogen Pressure Testing Equipment
著者 (2件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 19-23  発行年: 2008年08月01日 
JST資料番号: F0164A  ISSN: 0373-8868  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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燃料電池自動車に高圧水素ガスタンクを搭載する方式では35MPa以上の高圧水素ガスを扱うが,ガソリンエンジン並の走行距離を得るには35MPaでは不足であり,70MPa以上が必要と報告されている。よって水素ステーションでは,70MPa以上100MPa近くの能力を有する設備が必要であり,評価装置としても100MPaレベルの圧力が必要となる。今回開発した試験機では,試験圧力は最高99MPa,試験温度は-45~90°Cまで対応可能とした。圧力容器の材料には,低温特性,耐水素脆化性に優れるとされたSUH660(A286)もしくはSUS316Lを採用した。SUH660(A286)の場合には水素脆化が生じにくい条件で熱処理している。試験対象項目は,疲労試験,疲労亀裂伝播試験のほか,引張試験,破壊靭性試験(KIC,JIC)が可能である。荷重設定値は±100kN,荷重速度は最大60mm/分であり,油圧による負荷制御を行っている。試験機構成は,軸力支持/内圧キャンセル機構(急な圧力変動や電源停止などのトラブルにおいても安定した試験が可能),容器内ロードセル方式(誤差影響因子を排した精度の良い試験が可能)を有することを特徴とする。試験片脱着も容易にできる構造とした。本開発はNEDOプロジェクトに対応して,’03年度に1台,’06年度に3台を製作・納入し,燃料電池自動車関連の例示基準策定などに活用されている。
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