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J-GLOBAL ID：200902283649345167   整理番号：09A0418737

四川大地震(Ms8.0)橋梁被害の概要

著者 (3件)： 大塚久哲 (九大 大学院) ,  梶田幸秀 (九大 大学院) ,  古川愛子 (九大 大学院)
資料名： Western Japan NDIC News (Natural Disaster Information Center of Western Japan)  (Western Japan NDIC News (Natural Disaster Information Center of Western Japan))
号： 40  ページ： 6-11  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： J1215A  ISSN： 1340-9883  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2008年5月12日に中国四川省で発生した大地震による,都江堰市,映秀鎮,綿竹市における橋梁被害の概略を報告した。地震動は四川省の設計地震動規定を大きく上回るもので,例えば震央から30.8km離れた観測所での最大加速度は東西方向956gal,南北方向652gal,上下方向947galであった。調査した橋は,独秀峰大橋(橋軸直角方向の変位制限装置つき),映秀大橋(コンクリートホロースラブ橋),順河橋(コンクリート箱桁単純桁橋),百花大橋(調査時点で爆破済み),蒙子洵中橋,廟子坪大橋(ダム湖に架かる単純,連続,ラーメン橋),綿竹市回瀾橋(跨線ループ橋)などである。橋軸直角方向への落橋はなく,同方向へは変位制限装置が功を奏しているいることから,今後,橋軸方向の落橋への配慮が必要である。

シソーラス用語： 中国西南部 ,  *大地震 ,  *災害調査 ,  地震断層 ,  震央 ,  震度 ,  桁橋 ,  吊橋 ,  コンクリート橋 ,  *道路橋 ,  橋脚 ,  災害復旧 ,  支保工 ,  跨線橋 ,  破壊モード
準シソーラス用語： *四川大地震 ,  都江堰市 ,  綿竹市

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 四川大地震 ,  橋梁 ,  被害 ,  概要