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J-GLOBAL ID:200902283683805495   整理番号:09A0256546

環形動物Perinereis nuntia ver. vallataから精製したD-ガラクトース結合レクチンのグリカン結合プロフィル

Glycan-binding profile of a D-galactose binding lectin purified from the annelid, Perinereis nuntia ver. vallata
著者 (7件):
資料名:
巻: 152  号:ページ: 382-389  発行年: 2009年04月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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D-ガラクトースを認識するレクチンをイソゴカイPerinereis nuntia ver. vallata(多毛類)からアフィニティークロマトグラフィーにより精製した。レクチンの存在を示唆する極めて低力価の血球凝集活性が,トリス緩衝化生理食塩水による身体ホモジナイズ上清に出現した。しかしながら,ガラクトース含有緩衝液によりホモジナイズした沈殿物由来の透析上清は,ヒト赤血球に対する強い血球凝集活性を示した。粗上清をラクトシルアガロースカラムにかけ,ガラクトースにより沈殿物から溶出した上清のみを得,ガラクトース存在下で抽出した沈殿物上清から32kDaポリペプチドのガラクトース結合レクチンを得た。レクチンが,組織中で内因性リガンドとして複合糖質と強固に結合していることを示唆した。トリプシン処理したグルタルアルデヒド固定ヒト赤血球に対する血球凝集活性は,D-ガラクトース,N-アセチル-D-ガラクトサミン,ラクトース,メリビオース,及びアシアロフェツインにより特異的に阻害された。フロンタルアフィニティークロマトグラフィーにより分析したレクチンのグリカン結合プロフィルは,レクチンが分岐複合体型N-結合オリゴ糖及び1型(Galβ1-3GlcNAc)及び2型(Galβ1-4GlcNAc)の両ラクトサミンを認識することを示した。アシアロフェツインに対するレクチンの表面プラズモン共鳴研究により,kass値及びkdiss値が各々5.14×104/M/s及び2.9×10-3/sであることを示した。レクチンの部分的一次構造が新規配列を持つ182アミノ酸を示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  動物の生化学 
物質索引 (6件):
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