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J-GLOBAL ID:200902283792507640   整理番号:09A1264432

イネ紋枯病は温暖化による水稲の白未熟粒発生を助長する

著者 (7件):
資料名:
巻: 55  ページ: 13-17  発行年: 2009年11月24日 
JST資料番号: S0598A  ISSN: 0385-6410  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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玄米の白未熟粒発生増加に及ぼすイネ紋枯病の影響を明らかにするために2年間にわたり「ヒノヒカリ」を供試して圃場試験を行い,紋枯病発病程度と白未熟粒発生程度の関係について検討した。紋枯病の病斑高率と白未熟粒(乳白粒,心白粒,腹白粒,背白粒,基部未熟粒の合計)粒数比には正の相関が,病斑高率と整粒(被害粒,着色粒,死米および未熟粒を除いた粒)粒数比には負の相関が認められた。紋枯病防除剤による要因消去試験では,薬剤処理区の発病株率,病斑高率および白未熟粒粒数比は無処理区に比べ有意に低かった。これらのことから,イネ紋枯病は白未熟粒の発生増加を助長することが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  稲作 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (17件):
  • 羽柴輝良・内山田博士・木村健治 (1981) イネ紋枯病病斑高率からの被害度の算出法. 日植病報47: 194-198.
  • 堀 眞雄 (1991) イネ紋枯病--発生・防除の理論と実際--. 日本植物防疫協会 (東京), pp. 324.
  • 井上好之利・内野一成 (1963) 稲紋枯病に関する研究第1報被害の生態および薬剤防除. 農林省農林水産技術会議事務局指定試験 (病害虫) 4: 1-136.
  • IPCC (2001) 第3次評価報告書第1作業部会報告書政策決定者向け要約 (2001, 気象庁訳) http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc/tar/TARWGISPMJP.pdf (2009年4月18日アクセス確認)
  • IPCC (2007) 第4次評価報告書http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc/ar4/index, html (2009年4月18日アクセス確認)
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