文献

J-GLOBAL ID：200902283816385451   整理番号：08A0155608

FBG感知システムを用いた箱形桁の実物大試験

Full-scale test of a concrete box girder using FBG sensing system

著者 (2件)： CHUNG Wonseok (Korea Railroad Res. Inst., #360-1, Woram-dong, Uiwang-Si, Gyenggi-Do, 437-757, KOR) ,  KANG Donghoon (Korea Railroad Res. Inst., #360-1, Woram-dong, Uiwang-Si, Gyenggi-Do, 437-757, KOR)
資料名： Engineering Structures  (Engineering Structures)
巻： 30  号： 3  ページ： 643-652  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： C0709B  ISSN： 0141-0296  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉄道橋の構造モニタリングにおいて,最近の鉄道の高圧電力供給に伴う電磁的干渉(EMI)が大きな問題となっている。これに対して光学繊維感知システムはEMIの影響を受けず,その他の土木分野にも広く用いられている。本論では,プレキャストコンクリート製箱桁鉄道橋に対するファイバ・ブラッグ・グレーティング(FBG)システムの適用実験について報告した。この実験では長さ20mの実物大プレキャストコンクリート箱桁鉄道橋を製作し,動的・静的性能を確認した。実験計画はディジタル制御加振装置による動的特性の確認および破壊に至るまでの非線形静的挙動測定の2段階とした。この実験では補強鉄筋に沿って埋込んだ多数のFBG歪センサで歪の増加に伴う波長変化を計測し,内部歪の監視を行なった。このFBG歪センサによる測定値を電気信号に基づくセンサの測定値と比較した結果,FBG感知システムは有望で,最新の鉄道橋に対する構造モニタリングの効率向上に期待できることが判った。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *鉄道橋 ,  *リモートセンシング ,  プレキャストコンクリート構造 ,  箱形断面 ,  *回折格子 ,  実物大試験 ,  歪センサ
準シソーラス用語： *FBG ,  感知装置

分類 (3件)： コンクリート橋,その他の材料を用いた橋  (RC06030U) ,  コンクリート構造  (RA04030A) ,  長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O)

タイトルに関連する用語 (5件)： FBG ,  感知システム ,  箱 ,  桁 ,  実物大試験