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J-GLOBAL ID：200902283858688080   整理番号：09A1176763

地形性降雨を考慮した移流モデルによる短時間降雨予測手法の精度向上に関する研究

Research of Developing the Accuracy of a Short-Term Rainfall Prediction with Translation Model taking into Consideration Orographic Rainfall

著者 (2件)： 中北英一 (京大 防災研) ,  寺園正彦 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 京都大学防災研究所年報(CD-ROM)  (Abstracts for Annuals. Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University (CD-ROM))
号： 52  ページ： ROMBUNNO.52B,56  発行年： 2009年10月30日 
JST資料番号： S0431B  ISSN： 0386-412X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我が国,日本では山岳域が多く存在するため地形性降雨を考慮したレーダー短時間降雨予測は必要不可欠である。本研究は地形性降雨算定手法を開発することにより,レーダー短時間降雨予測の精度向上を目指すものである。既往研究では台風の移動と台風から離れた雨域の移動とを統一的に表現可能な移流モデルに,GPV情報,AMeDAS観測値からの風速を用いて地形性降雨の概念が導入されてきた。一方本研究は水蒸気の収支について考慮し,地形性降雨の非地形性降雨に対する線形性の仮定という問題についても解決を図った。また既往研究では高度約1000mにおける風速等の値を代表値として,層厚100mを仮定していたが,今回,大気中の複数の層を想定した。これらの新しく開発した地形性降雨算定手法を位置の一次式で移流ベクトルを設定した既往の移流モデルに適用した結果,山岳域において地形性降雨を考慮しない移流モデルに比べ予測精度が向上した。(著者抄録)

シソーラス用語： *地形性降雨 ,  *予測技法 ,  *気象レーダ ,  合成開口レーダ ,  観測網 ,  精度 ,  水収支 ,  移流 ,  台風 ,  風速 ,  最小二乗推定 ,  Taylor展開 ,  統計模型
準シソーラス用語： アメダス ,  移流モデル ,  水蒸気収支 ,  予測精度

分類 (3件)： 中小規模擾乱,降水特性  (DC05120X) ,  統計的品質管理  (KB04030W) ,  レーダ  (ND13010H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 地形性降雨 ,  移流 ,  モデル ,  降雨予測 ,  手法 ,  精度向上 ,  研究