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J-GLOBAL ID:200902283877993845   整理番号:08A0844661

低比放射能(n,γ)生成99Moを担持した大きなアルミナ柱からの有効濃度99mTcの新規技術

A novel technique for the effective concentration of 99mTc from a large alumina column loaded with low specific-activity (n,γ)-produced 99Mo
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巻: 66  号: 10  ページ: 1295-1299  発行年: 2008年10月 
JST資料番号: C0201A  ISSN: 0969-8043  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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研究炉中の98Mo(n,γ)99Mo反応によって得た,低から中比放射能(7.4~14.8GBq/g)のモリブデン99は,Moを吸着するアルミナの能力が限られている(アルミナの20mgMo/g)ことから,モリブデンを吸着するために大きなアルミナ柱を必要とする。言い換えると,大きいアルミナ柱サイズは99mTcを溶出するために大きな溶出剤体積を必要とし,過テクネチウム酸塩の放射性濃度(RAC)は放射性医薬品に応用するには許容できないほど低くなる。本研究は,高RAC過テクネチウム酸塩溶液を低比放射能の99Moを担持した柱発生体から得るための方法について述べた。比放射能7.4GBq/gのモリブデン99は,アルミナ柱に吸収させた[60g,70mm,(H)×35mm(diam.)]。60mlの生理食塩水(0.15N NaCl)によって溶出した99mTcO4-を,強い陰イオン交換器Dowex1×8を15mg含む12mm(H)×1mm(diam.)柱に適用した。保有過テクネチウム酸塩は塩化メチレン中の5mlの0.5mM臭化テトラブチルアンモニウム(TBAB)溶液によって溶出した。その後,有機溶媒を真空下で除去し,乾燥残留物を必要量の生理食塩水で再構成した。全ての操作は無菌接続管と多岐調節弁によって閉サイクルで実行した。得た濃縮過テクネチウム酸塩は約90%の全生理食塩水溶出液を含み,pH6~7で,放射化学純度(RCP)は一貫して99%以上であり,99Moブレイクスルーは約10-4%であった。AlとMoの比色分析スポット試験(限界試験)は最終99mTcO4-溶液で10ppm以下を示した。得た過テクネチウム酸塩と五種類の放射性医薬品キットを用いて作製した標識化合物のRCPは95%以上であった。この手順は,188W-188Re発生体から188ReO4-の有効濃度に等しく適用可能である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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核化学・放射化学一般 
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