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J-GLOBAL ID：200902283935361773   整理番号：09A1281327

電位依存性カルシウムチャネルのβ3調節サブユニット不在下でのナイーブCD8⁺Tリンパ球の生存障害

Defective survival of naive CD8⁺ T lymphocytes in the absence of the β3 regulatory subunit of voltage-gated calcium channels

著者 (7件)： JHA Mithilesh K (Yale Univ. School of Medicine, Connecticut, USA) ,  BADOU Abdallah (Univ. Cadi Ayyad, Safi, MAR) ,  MEISSNER Marcel (Univ. Saarland, Homburg, DEU) ,  MCRORY John E (Univ. Calgary, Calgary, CAN) ,  FREICHEL Marc (Univ. Saarland, Homburg, DEU) ,  FLOCKERZI Veit (Univ. Saarland, Homburg, DEU) ,  FLAVELL Richard A (Yale Univ. School of Medicine, Connecticut, USA)
資料名： Nature Immunology  (Nature Immunology)
巻： 10  号： 12  ページ： 1275-1282  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： W1330A  ISSN： 1529-2908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナイーブCD8⁺T細胞の維持に電位依存性カルシウムチャネル(Cav)のβ3調節サブユニットが果たす役割を検討した。Cavのβ3調節サブユニットをコードするCacnb3遺伝子を欠損するマウスではCD8⁺T細胞区画が特異的に欠損していた。ナイーブCD8⁺T細胞におけるNFATc1の定常状態の転写調節にβ3依存性のCa²⁺流入が必要であった。ナイーブCD8⁺T細胞の生存にはβ3サブユニットが必要であった。ナイーブCD8⁺T細胞の恒常性維持はβ3サブユニットに大きく依存した。Cacnb3^-/-CD8⁺T細胞ではFasがアップレギュレーションされ,抗アポトーシス遺伝子の発現がダウンレギュレーションされた。Cacnb3^-/-マウスではCD8⁺T細胞依存性in vivoエフェクター応答が欠損していた。小孔形成サブユニットCa_v1.4とβ3サブユニットはT細胞シグナル伝達機構と関連し,Ca_v1.4は脂質ラフトに局在した。

シソーラス用語： *カルシウムチャンネル ,  細胞生理 ,  タンパク質 ,  転写因子 ,  流入量 ,  ホメオスタシス ,  Fas抗原 ,  ノックアウトマウス ,  細胞情報伝達 ,  脂質ラフト ,  免疫反応 ,  *T細胞
準シソーラス用語： *Tリンパ球 ,  *CD8+T細胞 ,  細胞生存 ,  *電位依存性カルシウムチャネルβ3サブユニット ,  NFATc1 ,  カルシウム流入

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電位依存性カルシウムチャネル ,  調節 ,  サブユニット ,  生存 ,  障害