抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高温時のバラの収量および品質低下の要因を解析した。光合成速度および呼吸速度を調査するともに,ひずみゲージ式変位計を用いてバラ採花母枝径の精密計測を行った。バラ「ローテローゼ」を用いた。1)夜温を20°Cとした場合,昼温40°Cでの1株当たりの切り花本数および到花日数は,昼温30°Cと比較して著しく増加した。2)夜温が20°Cの場合の切り花品質は,昼温30°Cと比較して昼温40°Cで切り花長や花弁長が小さくなるともに花弁数が減少した。3)真の光合成量は,気温が30°Cの場合に40°Cと比較して大きかった。夜間の呼吸量は20°Cと比較して25°Cで大きかった。4)採花母枝の日肥大量は,夜温20°C,あるいは25°Cいずれでも,昼温が30°Cの場合には40°Cと比較して大きかった。昼温が同じ場合には,夜温の影響は小さかった。