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J-GLOBAL ID：200902284281227734   整理番号：08A0566418

ケア化粧品開発における生理活性成分の薬理作用メカニズムと開発動向 ふけ用剤の薬理作用メカニズムと最新開発動向

著者 (1件)： 木下香里 (木下皮フ科クリニック(大阪市))
資料名： 隔月刊Cosmetic Stage  (Cosmetic Stage)
巻： 2  号： 4  ページ： 42-45  発行年： 2008年04月25日 
JST資料番号： L6226A  ISSN： 1881-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ふけの原因は,皮脂の分解物による刺激,頭皮の乾燥,および皮膚常在菌Malassezia furfurと言われている。皮脂の分解には抗菌作用を有する,ジンクピリチオン,ピロクトンオラミンが使用されている。乾燥を防ぐには保湿剤,M.furfurには硝酸ミコナゾールが有効である。その他に,抗炎症剤や鎮痒剤が配合されて,薬用ヘアケア製品が製造されている。しかし,ストレス,寝不足,洗髪法でもふけは増えるので,注意が必要である。

シソーラス用語： *ヘアケア ,  *薬用化粧品 ,  粃糠疹 ,  細胞 ,  不完全酵母菌類 ,  皮脂 ,  分解物 ,  *化学刺激 ,  頭部 ,  細菌 ,  抗細菌作用 ,  エモリエント剤 ,  消炎薬 ,  鎮痒剤 ,  生理活性因子 ,  薬理作用 ,  窒素複素環化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  皮膚用薬
準シソーラス用語： *ふけ ,  角質細胞 ,  *Malassezia furfur ,  *皮膚乾燥 ,  頭皮 ,  皮膚常在菌 ,  抗菌作用 ,  保湿剤 ,  抗炎症剤

分類 (1件)： 化粧品  (YG03030S)

物質索引 (3件)： ジンクピリチオン ,  ピロクトンオラミン ,  硝酸ミコナゾール

引用文献 (6件)：

• 清佳浩, 滝内石夫, 渡辺晋一他: フケ症に対する0.75% 硝酸ミコナゾール配合シャンプーの有用性の検討--シャンプー基剤を対照とした二重盲検比較試験--. JpnJ. Med.Mycol. Vol.38, 87-97, 1997
• 工藤和浩, 田上八朗: 0.75% 硝酸ミコナゾール配合シャンプーのフケ症に対する臨床評価--多施設共同一般臨床試験--. JpnJ. Med. Mycol. Vol.38, 99-107, 1997
• 清佳浩: 皮膚科ドクターによる正しい頭皮ケア--フケ症でお困りの方へ--. p1-9, 持田ヘルスケア株式会社, 2000
• 朝田康夫: 美容皮膚科学辞典. p. 394-400, 中央書院, 2003
• 村田誠四郎: 化粧品事典. p. 723-724, 丸善株式会社, 2003

タイトルに関連する用語 (7件)： 化粧品 ,  開発 ,  生理活性成分 ,  薬理作用 ,  メカニズム ,  開発動向 ,  ふけ