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J-GLOBAL ID：200902284392847308   整理番号：08A0306574

バイオメソゲン単位により強化したポリ(L-乳酸)の合成とキャラクタリゼーション

Synthesis and characterization of poly(l-lactic acid) reinforced by biomesogenic units

著者 (4件)： DU Jie (Dep. of Polymer Sci. and Materials, Dalian Univ. of Technol., Zhongshan Road 158-42#, Dalian 116012, CHN) ,  FANG Yuanyuan (Dep. of Polymer Sci. and Materials, Dalian Univ. of Technol., Zhongshan Road 158-42#, Dalian 116012, CHN) ,  ZHENG Yubin (Dep. of Polymer Sci. and Materials, Dalian Univ. of Technol., Zhongshan Road 158-42#, Dalian 116012, CHN) ,  ZHENG Yubin (State Key Lab. of Fine Chemicals, Dalian Univ. of Technol., Zhongshan Road 158-42#, Dalian 116012, CHN)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 93  号： 4  ページ： 838-845  発行年： 2008年04月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(L-乳酸)(PLA)の熱的および機械的性質を増強するために,フェルラ酸(FA),4-ヒドロキシ安息香酸(HBA)および1,6-ヘキサンジオール(HD)から誘導した非毒性のバイオメソゲンPFBHを,PLA,PFBHおよび鎖リンカーとしてのヘキサメチレンジイソシアナート(HDI)の溶液重合によりPLA主鎖に導入した。熱的および物理的性質,モルフォロジー構造および酵素的分解に及ぼすバイオメソゲン含有量の影響を調べるために,PFBH含有量を0~30mol%の範囲で変化させた。合成した材料を示差走査熱量測定(DSC),熱重量分析(TGA),広角X線回折(WAXD),偏光顕微鏡観察(PLM)および機械的性質測定により特性解析した。バイオメソゲン単位の導入により熱安定性が増し,弾性が強化されたが一方,融点,結晶度および酵素的分解速度は低下することが分かった。分解の非毒性および生体適合性から,これらの生成物は組織工学の分野における医学的応用のために将来有望になると推察した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 芳香族ポリエステル ,  不飽和ポリエステル ,  *PLLA ,  *高分子液晶 ,  メソゲン ,  共重縮合 ,  共重合体 ,  カップリング反応 ,  *ポリエステルウレタン ,  重付加 ,  酵素的分解 ,  分解性高分子 ,  生体適合性高分子 ,  ガラス転移点 ,  融点 ,  熱安定性 ,  引張強さ ,  結晶度 ,  モルフォロジー ,  陽子磁気共鳴 ,  示差走査熱量測定 ,  熱重量分析 ,  X線回折 ,  光学顕微鏡法 ,  フェノール類 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  フェノールエーテル ,  機械的性質 ,  強度

分類 (2件)： 重付加  (CG04040O) ,  医用素材  (GA05040H)

物質索引 (5件)： 1,6-ヘキサンジオール ,  4-ヒドロキシ安息香酸 ,  L-乳酸 ,  フェルラ酸 ,  ヘキサメチレンジイソシアナート

タイトルに関連する用語 (4件)： メソゲン ,  強化 ,  L-乳酸 ,  キャラクタリゼーション