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J-GLOBAL ID:200902284523911449   整理番号:08A1127915

研究の進歩と臨床上の難問

The biology of infertility: research advances and clinical challenges
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号: 11  ページ: 1197-1213  発行年: 2008年11月01日 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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すべての哺乳動物種で,生き残りに生殖は必須であり,多数の不可欠な「性」遺伝子が進化の過程を通じて保存されてきている。基礎的研究は,こうした遺伝子の同定や,雄性および雌性生殖系の発生,機能および調節を行う機構を明らかにする助けとなっている。しかし,多数の不妊カップルが今も,特発性不妊とされたり,不妊の原因は不明な記述的診断を下されたりしている。原因がわかっている不妊でも有効な治療法はないのだが,こうした不妊は生殖補助医療技術(ART)によって問題を回避できることが多い。だが,ARTの一部には安全性や倫理性に問題が残るものもある。生殖医学分野は21世紀になってから,受精調節機構の解明の進展,生殖表現型についての400種を超える変異体マウスモデルの作製,複製できる生殖系列幹細胞作製の可能性などによって大きく進歩した。実際,この6年間で,ヒトの不妊と結びつけられたり,あるいはその原因とされる遺伝子突然変異あるいは遺伝子多型が続々と明らかにされた。しかし,こうした知見を臨床に活かして不妊カップルの診断や治療の新しい方法を開発することは遅々として進んでいない。また,避妊についても新しい方法は見つかっていない。だが,生殖の分子レベルでの制御の解明における基礎的および臨床的研究の進歩はすばらしく,最終的には患者のケアの改善に結びつくと考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2008
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分類 (2件):
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婦人科・産科の臨床医学一般  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
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