文献

J-GLOBAL ID：200902284606372051   整理番号：08A1154218

建築構造用550N/mm² TMCP鋼材HBL385の溶接施工性について

著者 (4件)： 森平久士 (エモト) ,  市原学 (エモト) ,  山田浩二 (東京鐵骨橋梁 技研) ,  古賀郁夫 (東京鐵骨橋梁 千葉臨海工場)
資料名： 東京鉄骨橋梁技術報
号： 54  ページ： 79-86  発行年： 2008年11月12日 
JST資料番号： L1040A  ISSN： 0911-825X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： HBL385鋼材(JFEスチール製)は,引張強度が520N/mm²級鋼と590N/mm²級鋼の中間レベルとなる550N/mm²級TMCP鋼材である。本鋼材の特徴は,1)急速冷却および均一冷却技術により,高強度で低降伏比である,2)非調質鋼だが,炭素当および溶接割れ感受性組成を抑えて溶接性を確保している,3)大入熱溶接部についても厳しいじん性要求に対応可能な鋼材(HBL385-E)も開発されている。本文は,HBL385鋼材を用いて製作した建築鉄骨の一般的な柱梁継手部を模したボックス柱試験体の溶接部の機械的性質の確認試験について記した。

シソーラス用語： *建築構造 ,  構造部材 ,  *鋼材 ,  *ワーカビリティ ,  溶接入熱 ,  引張強さ ,  大入熱溶接 ,  靱性 ,  継手【接合】 ,  *溶接 ,  機械的検査 ,  引張試験 ,  シャルピー試験 ,  硬さ試験 ,  サブマージドアーク溶接
準シソーラス用語： マクロ試験 ,  機械試験 ,  継手部 ,  建築鉄骨 ,  施工性 ,  柱梁継手部 ,  鉄骨 ,  *溶接施工性

分類 (2件)： 建築各部構造一般  (RB03010A) ,  金属材料  (RA06044P)

引用文献 (2件)：

• 村上, 藤沢, 藤澤. 新しい建築構造用高強度鋼材550N/mm²級鋼の特徴JFE技報. No.10. p35~40.2005.12.
• JFEスチール株式会社. 建築構造用高強度鋼材550N/mm²TMCP鋼材HBL385B HBL385C溶接施工指針 2003.5.

タイトルに関連する用語 (3件)： 建築構造 ,  TMCP鋼 ,  溶接施工