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J-GLOBAL ID：200902284738807197   整理番号：08A0278230

ミオシンにおける変換器の回転のセンサとしてのチオール反応性

Thiol reactivity as a sensor of rotation of the converter in myosin

著者 (3件)： ONISHI Hirofumi (Exploratory Res. for Advanced Technol. “Actin-Filament Dynamics” Project, Japan Sci. and Technol. Agency, c/o ...) ,  NITANAI Yasushi (Exploratory Res. for Advanced Technol. “Actin-Filament Dynamics” Project, Japan Sci. and Technol. Agency, c/o ...) ,  NITANAI Yasushi (RIKEN Harima Inst. at SPring-8, Lab. of Structural Biophysics, Kouto, Sayo, Hyogo 579-5148, JPN)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 369  号： 1  ページ： 115-123  発行年： 2008年04月25日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 平滑筋ミオシンは,”ヌクレオチドフリー”状態から”発動工程前”状態への転換において~70°で回転する”変換器”であるそのモータドメインのC末端領域近くにある2つの反応性チオールを持つ。これらチオールへのチオール剤,5-(((2-イオドアセチルl)アミノ)エチル)アミノナフタレン-1-スルホン酸(IAEDANS)の取込率は,ATPの添加またはミオシン配座の変化により大きく変化した。発動工程前状態およびヌクレオチドフリー状態におけるミオシン構造の比較がなぜ両方のチオールの反応性が変換器の周りの配座変化に特に感受性であるかを説明し,したがって,これは変換器の回転のセンサとして用いることができる。変換器が発動工程前状態におけるその位置に向けて完全に回転するときこのラベルが障害となることを,最も反応性のチオール,”SH1”がIAEDANSにより選択的に改変される発動工程前状態におけるミオシン構造のモデリングが明らかにした。したがって,改変による変換器の回転の制限が,10Sミオシンの阻害およびミオシンの基本的なアクチン活性化Mg-ATPアーゼ活性のりん酸化依存性調節の損失を含むSH1-改変ミオシンのこれまで説明されなかった現象を引き起こしていることを提案した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ミオシン ,  *センサ ,  *チオール ,  平滑筋 ,  ヌクレオチド ,  変換器 ,  末端基 ,  立体配座 ,  アクチン ,  リン酸化 ,  ATPアーゼ ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  C末端 ,  Mg-ATPアーゼ ,  組織 ,  生体組織 ,  動物組織 ,  筋組織

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  筋肉  (EJ10020G)

物質索引 (1件)： ATP

タイトルに関連する用語 (4件)： ミオシン ,  変換器 ,  チオール ,  反応性