抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,地球環境に配慮した技術開発が重視されつつある。情報ネットワークの分野においても増え続ける需要をさばくためのネットワークリソースは急増し,それによる看過できない電力消費の伸びが指摘され始めるなど,ネットワークの省電力化は今後重視すべき課題であり,装置やデバイスのみではなく,運用方法やアーキテクチャを組み合わせた検討が必要である。本提案はこれまで計算時間が膨大過ぎて現実的ではないと思われていた集合被覆問題をリコンフィギャラブルプロセッサDAPDNAデバイスを用いて高速に解き,さまざまなネットワークリソースを,もっとも省電力で使用する構成を動的に求めることを可能にするものである。具体的にはネットワークリンクを必要最小数のみパワーオンし,またルートも必要最少とするような省電力ルータの制御を行うことができる計算エンジンを提案する。(著者抄録)