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J-GLOBAL ID：200902284878204395   整理番号：08A1163684

オオムギにおけるグリシンベタイン合成の組織特異性

Tissue specificity of glycinebetaine synthesis in barley

著者 (5件)： HATTORI Tasuku (Graduate School of Bioagricultural Sciences, Nagoya Univ., Furo-cho, Chikusa, Nagoya 464-8601, JPN) ,  MITSUYA Shiro (Graduate School of Bioagricultural Sciences, Nagoya Univ., Furo-cho, Chikusa, Nagoya 464-8601, JPN) ,  FUJIWARA Takashi (Graduate School of Bioagricultural Sciences, Nagoya Univ., Furo-cho, Chikusa, Nagoya 464-8601, JPN) ,  JAGENDORF Andre T. (Dep. of Plant Biology, Cornell Univ., Ithaca, NY 14853, USA) ,  TAKABE Tetsuko (Graduate School of Bioagricultural Sciences, Nagoya Univ., Furo-cho, Chikusa, Nagoya 464-8601, JPN)
資料名： Plant Science  (Plant Science)
巻： 176  号： 1  ページ： 112-118  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： C0945B  ISSN： 0168-9452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アイルランド (IRL)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリシンベタインはオオムギ植物において塩ストレスに応答して蓄積する適応性可溶物質である。この研究で対照及び塩条件下生育したオオムギ植物におけるグリシンベタイン含量及び2種のベタインアルデヒドデヒドロゲナーゼ(BADH)遺伝子,BBD1及びBBD2のmRNA及びBADH蛋白質の組織局在性を検討した。グリシンベタインは塩処理により増加し,対照群及び塩条件下加齢葉より若い葉でより多く蓄積した。BBD1及びBBD2遺伝子は対照群及び塩条件下葉の葉肉細胞で構成的に発現しており,BBD2転写体シグナルは塩ストレス葉の維管束実質細胞で強く増加した。塩条件下の根ではBBD1転写体は表皮細胞で検出され,BBD2転写体は内鞘で検出された。更にBADH蛋白質は葉の木部導管の周りで検出され,塩条件下生育根の内鞘及び表皮細胞で検出された。この結果はグリシンベタインは塩ストレス生育オオムギ植物の葉の維管束組織及び根ので合成され内鞘で合成されることを示唆するCopyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： オオムギ ,  *生合成 ,  *組織特異性 ,  ストレス ,  カルボニルオキシドレダクターゼ ,  加齢 ,  遺伝子発現 ,  植物組織 ,  維管束系 ,  木部 ,  生体内蓄積 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸塩 ,  第四アンモニウム ,  葉肉細胞 ,  ベタインアルデヒドデヒドロゲナーゼ ,  塩分ストレス ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： 塩ストレス ,  内鞘

分類 (2件)： 物質の代謝  (EH02050Q) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (1件)： グリシンベタイン

タイトルに関連する用語 (3件)： オオムギ ,  グリシンベタイン ,  組織特異性