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J-GLOBAL ID:200902284917722595   整理番号:07A1162439

バイポーラセルの使用によるシリコン内のLi拡散速度の測定

Measurement of the diffusion rate of Li in silicon by the use of bipolar cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 174  号:ページ: 653-657  発行年: 2007年12月06日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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室温での固体シリコン内のLi拡散データ不足のため,著者らは固体シリコン内のLi拡散係数の測定を決定した。このため,シリコン試料のシートが二つの対面するバイポーラセル隔室間でバイポーラ電極としてサンドイッチされるバイポーラセル系を用いた。セル隔室の両者の中に対極と参照電極が置かれた。セル隔室(セルA)の一つにはLi+を含む電解質が満たされるが,対面するセル隔室(セルB)ではLi+の代わりにNa+を含む電解質が満たされ,Li+濃度を検知できる針状W/WOx電極がバイポーラ電極表面近くに置かれる。先ず,セルA内のバイポーラ電極の電位が自然電位にセットされ,セルB内の電位が十分正の電位に分極された。次いで,セルA内の電位が一定のカソード電位にセットされ,セルB内のW/WOx電極の信号-時間曲線が記録された。セルA内のカソード分極中にLi+がバイポーラ電極内に取り込まれ,セルA側からセルB側に移動し,セルB隔室内の電解質に輸送された。結果として,Li+検知電極の信号が時間遅れの後に増大し始めた。時間遅れはLiがバイポーラ電極内でセルA側からセルB側に移動するための時間に相当する。バイポーラ電極の厚さのパラメータが含まれる拡散式の使用により,時間遅れの値から拡散係数を計算できた。真空析出膜の拡散係数の得られた値は,10-9cm2/sで分極電位に依存しなかった。対照的に,シリコン単結晶ウエハのシンニングにより得られたシリコン単結晶試料は約2×10-11cm2/sを与えた。真空析出膜により得られたより大きな値は析出膜の緩い構造に帰着される。Copyright 2007 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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二次電池  ,  電気化学的操作・装置一般 
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