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J-GLOBAL ID:200902284952726358   整理番号:07A0833335

高血清IgG4濃度の膵臓癌

Pancreatic cancer with a high serum IgG4 concentration
著者 (8件):
資料名:
巻: 12  号: 38  ページ: 6225-6228  発行年: 2006年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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自己免疫性膵炎と膵臓癌の鑑別は困難な場合がある。自己免疫性膵炎では血清IgG4濃度が有意に上昇し,特に高い(>135 mg/dL)ことが報告されている。血清IgG4濃度測定は,自己免疫性膵炎と膵臓癌の鑑別の有用な手段となっている。膵臓癌で膵十二指腸切除を受けた血清IgG4濃度が著しく高い(433mg/dL)74歳女性症例について報告する。高血清IgG4濃度は切除術後も持続した。組織学的に,中等度のリンパ形質細胞の浸潤を伴う膵臓腺癌は下部胆管と十二指腸に浸潤していたが,自己免疫性膵炎の所見はなかった。膵傍のリンパ節1か所で小さい転移が検出されたが,所属リンパ節は腫大していた。膵臓の癌の部位には多数のIgG4陽性形質細胞が浸潤していたが,癌ではない部位ではIgG4陽性形質細胞はわずかに検出されただけだった。膵臓癌細胞はIgG4に免疫反応を示さなかった。多数のIgG4陽性形質細胞の浸潤が腫大した所属リンパ節および十二指腸粘膜で検出された。本症例では,リンパ節腫大以外の臨床症状がないIgG4に関連した全身性疾患の結果,血清IgG4濃度が上昇したと思われる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (4件):
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消化器の診断  ,  消化器の腫よう  ,  腫ようの診断  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の診断 
タイトルに関連する用語 (3件):
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