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J-GLOBAL ID:200902285030378446   整理番号:08A0261121

世界遺産登録後の屋久島の課題とエコツーリズムの現状

著者 (1件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 61-70  発行年: 2008年 
JST資料番号: L3597A  ISSN: 1342-226X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1993年に世界自然遺産リストに登録された屋久島の登録後の屋久島の観光及びエコツーリズムの現状及び問題点について概説した。登録前後の屋久島への入り込み客数の変化は一時的な急増はあったものの漸増に止まっている。登録前の問題点であった観光面での未整備は登録直前から改善され,さらにエコツアーが盛んになった。登録後の問題点は縄文杉への利用の集中による自然荒廃やトイレの問題があり,エコツアーの浸透によりさらなる観光客の増加をもたらした。近年では利用の分散化による白谷雲水峡を始めとした各地の荒廃や雰囲気の悪化が指摘される一方で,登山道の整備やごみ問題の削減なども進んでいる。管理体制の問題点として,世界遺産地域連絡会議や屋久島山岳部利用対策協議会などにおける縦割り管理や入山協力金を挙げた。エコツーリズム推進協議会が議論を行っている課題としてガイドの登録認定制度,地域にお金が落ちる仕組みとしての里のエコツアー,貴重地域である西部地域の保全・利用について紹介した。
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分類 (3件):
分類
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環境問題  ,  自然保護  ,  観光,レクリエーション 
引用文献 (7件):
  • 岡田 愛 (2003) 屋久島ガイドブックの10年. YNAC通信, 17, 18-19.
  • (株)メッツ研究所 (2004) 環境省請負調査. 平成15年度霧島屋久国立公園 (屋久島地域) エコツーリズム推進事業報告書.
  • 柴崎茂光 (2007) 世界遺産は屋久島に何をもたらしたか?計画行政, 30(2), 18-24.
  • 日本エコツーリズム協会 (編)(2005) エコツーリズムに関する消費者ニーズ調査. 環境省自然保護局.
  • 屋久島観光連絡協議会 (1996) 屋久島観光受け入れ態勢づくりのために.
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タイトルに関連する用語 (4件):
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