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J-GLOBAL ID：200902285118132595   整理番号：08A1072035

線形・非線形ビーム伝搬法とその適用範囲

Beam Propagation Method in Linear/Nonlinear Materials and its Scope of Application

著者 (1件)： 薮哲郎 (大阪府大 大学院工学研究科)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 36  号： 10  ページ： 628-634  発行年： 2008年10月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光伝搬解析の分野では。ビーム伝搬法という大変高速な数値計算法がある。BPMは光の伝搬方向にある軸にほぼ沿っている,反射波は無視できるくらいに小さいという2つの仮定が成り立つ場合に適用可能な計算法である。BPMの計算速度はFDTDに比べて速いので,光導波路解析の分野において定番的な解析法になっている。ここでは,ビーム伝搬法の原理を説明し,その利点,適用範囲,非線形媒質に対する定式化について述べた。ビーム伝搬法についての考え方の原理を説明し,原理を理解することにより適用範囲ついてについて考察できるようにした。

シソーラス用語： *光伝搬 ,  数値解析 ,  電磁場解析 ,  線形性 ,  非線形性 ,  許容範囲 ,  数値計算 ,  反射波 ,  有限差分時間領域法 ,  *光導波路 ,  非線形媒質 ,  定式化 ,  許容限界 ,  限界
準シソーラス用語： *ビーム伝搬法

分類 (2件)： 光の屈折,反射,分散,偏向,吸収,透過  (BD03020B) ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H)

引用文献 (14件)：

• 薮哲郎. 光導波路解析入門. 2007, Chap. 2, Chap. 5
• 電気学会編. 計算電磁気学. 2003, Chap. 7
• CHUNG, Y. IEEE J. Quantum Electron. 1990, 26, 1335
• 河村哲也. 数値計算入門. 2006, Sec. 5.4
• VAN DER VORST, H. A. SIAM J. Sci. Stat. Comput. 1992, 13, 631

タイトルに関連する用語 (4件)： 線形 ,  非線形 ,  ビーム伝搬法 ,  適用範囲