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J-GLOBAL ID:200902285237821471   整理番号:08A0939837

非相同末端結合と相同組換のヒト細胞での比較

Comparison of nonhomologous end joining and homologous recombination in human cells
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 1765-1771  発行年: 2008年10月01日 
JST資料番号: W1339A  ISSN: 1568-7864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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DNA二本鎖切断(DSB)修復のための2つの主要経路は相同組換(NR)と非相同末端結合(NHEJ)である。HRは正確な修復を誘導するが,一方NHEJは本質的に変異原性である。ヒト体細胞変異を理解するためにはヒト細胞でのこれら経路間の関連を知ることが必須である。ここでは,正常ヒト細胞でのHRおよびNHEJの速度論および相対的寄与の比較を提供する,NHEJおよびHRのリアルタイムin vivo監視のため,染色体組込性蛍光レポータ基質を使用した。複数の組込クローンの解析により,NHEJおよびHRの効率が染色体位置により強く影響されることを明らかにした。さらに,適合末端(NHEJ-C)のNHEJおよび非適合末端(NHEJ-I)のNHEJは速い過程で,約30分で完結可能であるが,HRはずっと遅く完結に7時間以上を要することを示した。活動性に回転している細胞において,NHEJ-CはNHEJ-Iよりも2倍効率的で,NHEJ-IはHRよりも3倍効率的だった。本結果はNHEJがHRよりも速くまた効率的なDSB修復経路であることを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分子遺伝学一般 
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