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J-GLOBAL ID：200902285252883092   整理番号：09A0178092

Listeria monocytogenes株の細胞外および細胞内プロテオームの比較解析で蛋白質発現および血清型の間の相関が明らかとなる

Comparative Analysis of Extracellular and Intracellular Proteomes of Listeria monocytogenes Strains Reveals a Correlation between Protein Expression and Serovar

著者 (6件)： DUMAS Emilie (INRA, Saint-Genes Champanelle, FRA) ,  MEUNIER Bruno (INRA, Saint-Genes Champanelle, FRA) ,  BERDAGUE Jean-Louis (INRA, Saint-Genes Champanelle, FRA) ,  CHAMBON Christophe (INRA, Saint-Genes Champanelle, FRA) ,  DESVAUX Mickaeel (INRA, Saint-Genes Champanelle, FRA) ,  HEBRAUD Michel (INRA, Saint-Genes Champanelle, FRA)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 74  号： 23  ページ： 7399-7409  発行年： 2008年12月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リステリア菌の13の血清型のうち,ヒトのリステリア症と最も相関するのは4b,1/2bおよび1/2aである。L.monocytogenesの多様性を検討するため,種々の起源の4b,1/2aおよび1/2bの12株について,二次元電気泳動で細胞外および細胞内の蛋白質を解析した。菌株のプロテオームパターンは菌の系統発生と一致していた。分離源や菌の病原性と相関する蛋白質は同定できなかったが,1/2aの6菌株では,1/2bおよび4bの株と比較して,26および21個の蛋白質の発現がそれぞれ増加および低下していた。またペニシリン結合蛋白質は1/2b型に特異的で,セリンプロテアーゼは4bに特異的だった。これらの蛋白質は細胞外蛋白質であり,血清型や感染リスクのマーカとなると考えられる。

シソーラス用語： *リステリア菌 ,  *血清型 ,  *プロテオーム ,  細菌検査 ,  ヒト ,  セリンプロテイナーゼ ,  病原性 ,  二次元電気泳動 ,  生物分類 ,  系統発生 ,  ペニシリン結合タンパク質 ,  細菌感染 ,  バイオマーカー ,  リスク分析 ,  細菌タンパク質

分類 (2件)： 微生物検査法  (EG02020G) ,  微生物検査  (GC02030H)

タイトルに関連する用語 (7件)： Listeria ,  株 ,  プロテオーム ,  解析 ,  蛋白質発現 ,  血清型 ,  相関