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J-GLOBAL ID：200902285320662750   整理番号：08A0988752

招待レビュー:ペプチドの吸収および利用:動物の栄養および健康に対する影響

BOARD-INVITED REVIEW: Peptide absorption and utilization: Implications for animal nutrition and health

著者 (3件)： GILBERT E. R. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Blacksburg) ,  WONG E. A. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Blacksburg) ,  WEBB K. E., Jr. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Blacksburg)
資料名： Journal of Animal Science  (Journal of Animal Science)
巻： 86  号： 9  ページ： 2135-2155  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： A0857A  ISSN： 0021-8812  CODEN： JANSAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペプチド輸送の栄養上の重要性に焦点を当て,家畜および家禽に関連づけて述べた。アミノ酸は種々アミノ酸輸送体により遊離アミノ酸として,またはPepT1によりジペプチドおよびトリペプチドとして腸細胞へ輸送される。PepT1の発現は大部分の種ではほぼ小腸に限られるが,反芻類ではペプチドの輸送および活性が第一胃および第三胃で観察される。反芻類ではペプチドは総アミノ酸の内臓流量に寄与し,循環血しょう中に検出される。ペプチドは乳タンパク質合成のために乳腺に利用され,他組織にも利用され得る。PepT1の発現を調節する要因に発達,飼料,ホルモン,日周リズムおよび疾患などがある。PepT1の発現は鳥類およびほ乳類とも胎生期に検出され,日齢につれ増加する。これは孵化または出生後の栄養素の即時取り込みを可能にする。飼料中タンパク質レベルの増加および飼料タンパク質欠乏はともにペプチド輸送体を上方調節すると思われる。飼料ペプチドの利用および細胞への栄養素配達の代替経路の可能性も考えられる。

シソーラス用語： *ペプチド ,  消化管吸収 ,  バイオアベイラビリティ ,  家畜栄養 ,  生体輸送 ,  *膜タンパク質 ,  反芻動物 ,  乳タンパク質 ,  タンパク質合成 ,  アミノ酸 ,  アミノ酸代謝 ,  小腸 ,  遺伝子発現 ,  タンパク質 ,  乳腺 ,  遺伝子クローニング ,  基質特異性 ,  生体内分布 ,  成長 ,  ホルモン調節 ,  飼料
準シソーラス用語： 健康 ,  発現調節 ,  *ペプチド輸送体1

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養  (EJ02032I) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： レビュー ,  ペプチド ,  動物 ,  栄養