文献

J-GLOBAL ID：200902285365790031   整理番号：08A0405684

有色性駆動雑音を考慮したカルマンフィルタを用いた雑音抑圧法

Robust noise suppression algorithm using Kalman filter theory with colored driving source

著者 (7件)： TANABE Nari (Tokyo Univ. Sci. Suwa, Nagano, JPN) ,  INOUE Takeshi (Chiba Inst. Technol., Chiba, JPN) ,  SUEYOSHI Katsuyuki (Chiba Inst. Technol., Chiba, JPN) ,  FURUKAWA Toshihiro (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  KUBOTA Hajime (Chiba Inst. Technol., Chiba, JPN) ,  MATSUE Hideaki (Tokyo Univ. Sci. Suwa, Nagano, JPN) ,  TSUJII Shigeo (Inst. information Security, Yokohama, JPN)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 107  号： 532(EA2007 112-127)  ページ： 79-84  発行年： 2008年02月29日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,有色性駆動雑音を考慮したカルマンフィルタを用いた雑音抑圧法を提案する。提案手法は,(i)音声信号から状態方程式,及び(ii)音声信号と観測雑音から観測方程式を構成した状態空間モデルを用いて高音質な雑音抑圧を実現している。提案手法の特徴は,(1)従来手法は線形予測を用いてAR係数を推定した後に,そのAR係数の推定結果を用いてカルマンフィルタを実行しているのに対して,提案手法はカルマンフィルタのみから高音質な雑音抑圧を実現していること,(2)音声信号の音質を犠牲にすることなく,高い雑音抑圧を実現していることである。また,提案手法の状態空間モデルでは駆動雑音が有色信号となっている。本論文では,駆動雑音が有色信号であってもカルマンフィルタ理論を実現可能であることを計算機シミュレーション等を用いて確認している。(著者抄録)

シソーラス用語： 有色雑音 ,  *Kalmanフィルタ ,  *雑音発生防止 ,  システムモデル ,  状態方程式 ,  音声信号 ,  音質 ,  雑音低減
準シソーラス用語： *雑音抑圧 ,  状態空間モデル

分類 (3件)： 雑音一般  (ND04010J) ,  音声処理  (JE05000E) ,  音響信号処理  (BB03050C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 有色 ,  雑音 ,  カルマンフィルタ ,  雑音抑圧