文献

J-GLOBAL ID：200902285524381938   整理番号：09A0552313

AX₂型鉄ニクタイドの圧力誘起相転移:ab initio研究

Pressure-induced phase transitions of AX₂-type iron pnictides: an ab initio study

著者 (5件)： WU X (Univ. Bayreuth, Bayreuth, DEU) ,  STEINLE-NEUMANN G (Univ. Bayreuth, Bayreuth, DEU) ,  QIN S (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  KANZAKI M (Okayama Univ., Tottori, JPN) ,  DUBROVINSKY L (Univ. Bayreuth, Bayreuth, DEU)
資料名： Journal of Physics. Condensed Matter  (Journal of Physics. Condensed Matter)
巻： 21  号： 18  ページ： 185403,1-6  発行年： 2009年05月06日 
JST資料番号： B0914B  ISSN： 0953-8984  CODEN： JCOMEL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： AX₂型鉄ニクタイド(A=Fe,X=As,Sb,P)の高圧挙動を一般化勾配近似の密度汎関数理論により調べた。白鉄鉱型からCuAl₂型への構造相転移が108(X=P),92(As),38(Sb)GPaで起こると予測した。転移圧力はXのイオン半径増大と共に低くなった。この転移には半導体-金属クロスオーバーが伴う。体積弾性率と比体積逆数は比例することが分った。白鉄鉱型結晶ではc軸が最も圧縮され易い。CuAl₂型結晶では軸圧縮率はほぼ等方的であった。通常の白鉄鉱型結晶はCuAl₂型結晶へ,異常な白鉄鉱型結晶は黄鉄鉱型結晶へ高圧で転移すると予測した。

シソーラス用語： アンチモン化物 ,  イオン半径 ,  バンドギャップ ,  ヒ化物 ,  リン化物 ,  圧縮率 ,  圧力効果 ,  核間距離 ,  結晶構造 ,  *構造相転移 ,  状態密度 ,  全エネルギー ,  超高圧 ,  *鉄化合物 ,  密度汎関数法

分類 (1件)： 固相転移  (BL04020G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 鉄ニクタイド ,  圧力誘起相転移 ,  研究