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J-GLOBAL ID：200902285575814405   整理番号：09A1246625

大豆油 機能性と全含有量の改変に対する遺伝学的アプローチ

Soybean Oil: Genetic Approaches for Modification of Functionality and Total Content

著者 (2件)： CLEMENTE Tom E. (Univ. Nebraska, Nebraska) ,  CAHOON Edgar B. (Univ. Nebraska, Nebraska)
資料名： Plant Physiology  (Plant Physiology)
巻： 151  号： 3  ページ： 1030-1040  発行年： 2009年11月 
JST資料番号： C0606A  ISSN： 0032-0889  CODEN： PLPHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2008年における世界の大豆生産は2億2100万トンを超え,重要な蛋白質源および油脂源として消費されている。大豆の蛋白質と油脂の含有量は遺伝子型と環境条件によって影響されるが,これらの間の強い間接的な相関も存在し,さらに蛋白質含有量に対する生殖質の変動は油脂含有量の場合より大きな影響を与えることが知られている。したがって,歴史的にダイズの育種家は生殖質開発の選抜基準として蛋白質含有量を用いてきたが,近年になって,植物油に対する需要の増加と消費者の健康的食用脂肪に対する消費者の意識ために,油脂含有量と品質にも大きな注意が払われるようになってきた。この目的のために,大豆油の酸化安定性と全含有量を増加する努力が払われるようになってきており,これらのことは,ダイズに見いだされる脂肪酸の相対量を変更するか,あるいは新規の脂肪酸類を生産させるなど,脂肪酸生合成の直接的改変によって達成されると思われる。このUpdateでは大豆油の酸化安定性の改良および栄養的に改善された大豆油に対する遺伝学的戦略について解説し,その研究の将来展望について述べた。

シソーラス用語： *大豆油 ,  *遺伝学実験技術 ,  *ダイズ ,  性質 ,  含有量 ,  *安定性 ,  *脂肪酸
準シソーラス用語： 機能性 ,  *酸化安定性

分類 (3件)： 植物学一般  (EH01010R) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  食品の品質  (FJ01040F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 大豆油 ,  機能性 ,  含有量 ,  改変 ,  遺伝学