抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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UR都市機構は,業務のあらゆる分野において地球温暖化対策の取組みを推進することとしており,平成20年5月にはUR都市機構地球温暖化対策実行計画「UR-eco プラン 2008」を公表し,平成25年度におけるCO
2排出量を平成17年度を基準として年間14,000トン削減する目標を設定し,総合的かつ戦略的な地球温暖化対策に取組んでいる。しかし,この目標を推進しさらに強化していくためには,機構が管理する約77万戸のUR賃貸住宅から排出されるCO
2について,機構自らが管理する廊下・階段・エレベーターなどの共用部のみならず,各家庭(専用部)においてもCO
2排出削減に向けた対策や取組みが重要になってくる。本調査は,UR賃貸住宅居住者のエネルギー消費実態調査を行い,UR賃貸住宅のCO
2排出実態を把握するとともに,UR賃貸住宅の特性に応じたCO
2排出削減対策技術を検討し,対策技術ごとにCO
2排出削減効果と費用対効果を調べた。さらにUR賃貸住宅への対策技術の導入量を想定して,UR賃貸住宅に当該技術を最大限導入した場合のCO
2排出削減量を試算した。(著者抄録)