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J-GLOBAL ID：200902286007939097   整理番号：09A0126674

大村湾における底生水産生物浮遊幼生に関する研究

著者 (5件)： 粕谷智之 (長崎県環境保健研究セ) ,  川井仁 (長崎県環境保健研究セ) ,  山口仁士 (長崎県環境保健研究セ) ,  高橋鉄哉 (長崎県環境保健研究セ) ,  中田英昭 (長崎県環境保健研究セ)
資料名： 長崎県環境保健研究センター所報  (Annual Report of Nagasaki Prefectural Institute for Environmental Research and Public Health)
号： 53  ページ： 53-61  発行年： 2008年11月 
JST資料番号： Z0486A  ISSN： 1883-7441  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大村湾における底生水産生物の初期生態および幼生移動経路解明の基礎データを得ることを目的として,選定した8水産有用種(マナマコ,アサリ,マガキ,アコヤガイ,タイラギ,アカガイ,バカガイ,ハマグリ)を調査対象として浮遊幼生の定量を行った。出現密度,殻長頻度分布および水平分布について調べた。一連の観測でタイラギ,アサリ,マガギ,アコヤガイの浮遊幼生が採集されたが,大村湾で漁獲されるマナマコ,ハマグリ,バカガイ,アカガイの幼生は採集されなかった。殻長600μm以上のタイラギ幼生は極めて少なく,アサリ幼生では殻長180μm以上の個体の出現頻度は急激に減少した。いずれの種も7月に最も多く,7月の出現密度はそれぞれm³あたりタイラギ29個体,アサリ28個体,マガキ12個体,アコヤガイ1個体であった。また幼生は各種とも水平的に不均一に分布し,分布密度の勾配は7月のグループAまたはBで顕著であった。

シソーラス用語： *底生生物 ,  *二枚貝類 ,  *幼生 ,  浮遊 ,  生息密度 ,  分布 ,  プランクトン ,  ライフサイクル ,  *生態 ,  種差 ,  季節的変動 ,  湾 ,  アサリ ,  マガキ
準シソーラス用語： タイラギ ,  殻長 ,  水平分布 ,  大村湾

分類 (2件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  動物生態学一般  (EE03010W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大村湾 ,  水産生物 ,  浮遊幼生 ,  研究