抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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パラボリックデューン(放物型砂丘)は植生にコントロールされたデフレーション砂丘である。鳥取砂丘に見られるパラボリックデューンについて,1968年から2008年まで5年おきに撮影した空中写真と一個所で行った現地測量とにより,その形成過程を明らかにした。パラボリックデューンは1988年頃に形成が始まり,年を追って増加している。北に凸な形状を示し,形成には南風が関与している。形成のきっかけは植生の侵入である。1962年に飛砂防止対策として,周辺にシナダレスズメガヤが植栽され,1988年頃からは本調査地への侵入が顕著になり,2008年には草が全域を被覆している。