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J-GLOBAL ID：200902286169679781   整理番号：08A0998468

大腸菌外膜にin vivoで存在するβバレル蛋白質はin vitroで様々な折畳の挙動を示す

β-Barrel Proteins That Reside in the Escherichia coli Outer Membrane in Vivo Demonstrate Varied Folding Behavior in Vitro

著者 (4件)： BURGESS Nancy K. (Johns Hopkins Univ., Maryland) ,  DAO Thuy P. (Johns Hopkins Univ., Maryland) ,  STANLEY Ann Marie (Johns Hopkins Univ., Maryland) ,  FLEMING Karen G. (Johns Hopkins Univ., Maryland)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 39  ページ： 26748-26758  発行年： 2008年09月26日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大腸菌の外膜蛋白質(OMP)に関して,折畳構造とその速度論を比較した。調べた9種類のOMP(OmpX,PmpW,OmpA,PagP,OmpT,OmpLa,FadL,Omp85,OmpF)はいずれも脂質膜中ではβバレル構造だったが,配列とバレルの大きさに違いがあった。SDS-PAGEで測定した折畳と非折畳の蛋白質量によれば,折畳を促進する共通の要因は,高pH値,脂質二重層の薄さおよび曲率の増加だった。温度上昇でこの折畳が増加する例と減少する例が存在した。これらの蛋白質はいずれも脂質単層ではこの折畳にならなかった。したがって,OMPの折畳は環境要因だけでなく蛋白質自身の要因にも支配されていた。変性・再生の速度論的解析により,OMPは様々な方法で折畳の効率を上げていると推定された。

シソーラス用語： 大腸菌 ,  *外膜タンパク質 ,  *折畳み構造 ,  脂質二分子膜 ,  pH【水素イオン指数】 ,  温度依存性 ,  熱変性 ,  反応速度論 ,  SDS-PAGE ,  *バレル構造 ,  OmpA蛋白質 ,  OmpF蛋白質 ,  微生物
準シソーラス用語： FadL ,  PagP ,  PmpW ,  Omp85 ,  OmpA ,  OmpF ,  OmpLa ,  OmpT ,  OmpX

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 大腸菌 ,  バレル ,  蛋白質 ,  折畳 ,  挙動