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J-GLOBAL ID：200902286242836157   整理番号：09A1029021

量子化誤差を含む全天日射量データの復元方法ならびに変動分析に関する検討

A Study on Regeneration Method of Solar Radiatoin Data Including Quantization Error and Fluctuation Analysis

著者 (6件)： 植洋輔 (北大) ,  原亮一 (北大) ,  北裕幸 (北大) ,  齋藤裕 (北海道電力) ,  滝谷克幸 (日本気象協) ,  齋藤正美 (日本気象協)
資料名： 電気学会電力技術研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PE-09  号： 120-139  ページ： 31-36  発行年： 2009年09月15日 
JST資料番号： F0788B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽光発電システムが負荷周波数制御に与える影響を評価するのに(財)気象業務支援センターの地上気象観測連続値(1分値)資料を用いているが,この資料に収録されている全天日射量には大きな量子化誤差が含まれている。本文では,この全天日射量から真値を復元するために,まず単純移動平均と加重移動平均による復元を検討した。その結果を踏まえて,変動の大きさにより復元手法を適宜選択的に切替える手法を提案し,この手法による結果について平均二乗誤差平方根や平均絶対誤差率が減少する様子を示した。更に,本提案の復元手法を用いた結果を利用して,全天日射量コヒーレンスや最大変動幅を算出した。

シソーラス用語： 量子化誤差 ,  *太陽光発電 ,  電力変動 ,  *日射量 ,  系統連系 ,  系統運用 ,  *負荷周波数制御 ,  回復
準シソーラス用語： データ復元

分類 (2件)： 太陽光発電  (NB03090G) ,  電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (13件)：

• 電事連会長定例会見要旨 (2009.5.22)
• (財) 気象業務支援センター:「地上気象観測連続値 (1分値) 資料」, URL: http://wwwjmbsc.or.jp/index.html
• 気象庁:「地上気象観測指針」,(2002)
• 三輪修也, 伊藤孝充, 北 裕幸, 原 亮一, 滝谷克幸平 幸治:「稚内メガソーラプロジェクト (1) ~2年間の研究成果報告~」, 平成21年電気学会全国大会第7分冊, pp. 65~66(2009)
• 大関 崇, 井澤敏泰, 大谷謙仁, 黒川浩助:「太陽光発電システムの評価に開する日射量の推定方法」, 電気学会論文誌B, Vol.125, No.1, pp. 118-126(2005)

タイトルに関連する用語 (4件)： 量子化誤差 ,  全天日射量 ,  復元 ,  変動分析