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J-GLOBAL ID:200902286286629221   整理番号:08A0686937

大気二酸化炭素濃度上昇のイネ(Oryza sativa L.)穂におけるケイ酸沈着に対する効果

Effects of Elevated Atmospheric Carbon Dioxide Concentration on Silica Deposition in Rice (Oryza sativa L.) Panicle
著者 (5件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 307-315 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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大気二酸化炭素濃度([CO2])上昇のイネ(Oryza sativa L. 品種アキタコマチ)の開花期における籾外皮へのケイ酸沈着への効果を調査した。本研究は,イネの不稔性が蒸散に影響する穂のケイ酸含量に関係し,[CO2]上昇が植物の蒸散に影響し得るので,イネ収量は上昇した[CO2]環境の結果としての地球温暖化によって多分影響されるという概念によって動機づけられた。ケイ酸沈着分析を,[CO2]の2条件:350μmol mol-1(大気環境)および700μmol mol-1(上昇),下で水耕法で生育したイネ作物の開花期に焦点を合わせた。4開花期の穂の3部分の籾外皮へのケイ酸沈着をエネルギー散乱X-線ミクロ分析機(EDX)と組合わせた走査電子顕微鏡(SEM)で調べた。結果は,[CO2]上昇が穂の低部分および穂の1/3が葉鞘から出穂した開花初期の籾外皮へのケイ酸沈着を有意に抑制したことを示した。籾の断面分析では,開花後期に上昇[CO2]下での籾外皮へのケイ酸沈着は大気[CO2]下より少なかった。上昇[CO2]下で開花後期に籾上で観察されたより少ないケイ酸沈着は以前の研究で見出された穂からの蒸散の抑制に関連するだろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  植物に対する影響  ,  植物生理学一般 
引用文献 (40件):
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