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J-GLOBAL ID:200902286286930088   整理番号:09A0619633

工学性微生物利用によるバイオマスからのハロゲン化メチルの合成

Synthesis of Methyl Halides from Biomass Using Engineered Microbes
著者 (6件):
資料名:
巻: 131  号: 18  ページ: 6508-6515  発行年: 2009年05月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ハロゲン化メチルは農業用燻蒸剤として利用される上に,薬剤および燃料に変換可能な前駆体分子でもある。しかし,天然の植物や微生物が作り出すハロゲン化メチルは極めて微量であるので工業製品としては成り立たない。そこで本研究では,工学的に設計した微生物を用いてバイオマスのハロゲン化メチルへの変換を検討した。このハロゲン化メチルは,ハロゲン化メチルトランスフェラーゼ(MHT)がS-アデノシルメチオニンのメチル基をハロゲン化物アニオンに転移させることによって生成する。そこで,NCBIデータベース中に存在する植物,菌類,細菌などに由来する89種類の推定MHT遺伝子をすべて化学的に合成し,先ずそれらの大腸菌における活性発現をスクリーニングした。その結果,或る種の塩生植物(B.maritima)由来のMHT活性が最高値を示したことから,このB.maritimaのMHT遺伝子を今度は酵母に埋め込んでグルコースおよびスクロース存在下で培養した。その結果,培地1L当たり1時間で190mgの収率でハロゲン化メチルが得られた。更に進めて,その工学性酵母をセルロース分解菌(Actinotalea fermentans)と共存させて種々のバイオマスと培養すると,バイオマスのハロゲン化メチルへの効率的変換が観察された。この結果,非食料性農林資源からのハロゲン化メチル工業生産の可能性が示唆された。
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分類 (2件):
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代謝と栄養  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般 
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