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J-GLOBAL ID：200902286410311057   整理番号：08A0905199

世界遺産「石見銀山」探査ロボットの開発と調査

Investigation Robots for Iwami Ginzan Silver Mine, UNESCO’s World Heritage

著者 (6件)： 久間英樹 (松江工高専) ,  皆尾登志美 (松江工高専) ,  福岡久雄 (松江工高専) ,  内村和弘 (松江工高専) ,  箕田充志 (松江工高専) ,  石原恵利子 (しまね産業振興財団)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 26  号： 6  ページ： 599-605  発行年： 2008年09月15日 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石見銀山は現在でも自然と共生する緑豊かな鉱山である。昨今の環境問題と技術の関わり方の指針を示す知見を得るためには,自然に大きな負荷をかけることなく生産活動を行ってきた当時の技術を詳細に解明し紐とくことが重要である。石見銀山に存在する多くの間歩は非常に狭く立ち入り禁止となっている。そこでこの間歩を探査し詳細な画像データを得ることができる銀山探査ロボットの開発と実証試験を行った。光の届かない間歩内部の映像を鮮明に撮影するために,ロボットの大きさは幅400mm,長さ700mm,高さ400mm以内とした。間歩内の調査距離は25m程度である。探査の結果,間歩の構造,採掘時期,採掘方法を割り出すことができた。

シソーラス用語： *遺跡 ,  *鉱山 ,  *移動ロボット ,  車輪 ,  履帯 ,  ビデオカメラ ,  性能試験 ,  不整地 ,  探査 ,  動画像 ,  廃坑 ,  遠隔制御 ,  鉱物 ,  採掘跡 ,  映像 ,  *世界遺産 ,  ビデオ映像
準シソーラス用語： ビデオ画像 ,  銀鉱物

分類 (1件)： ロボット工学一般  (IC04011S)

引用文献 (13件)：

• 三瓶フィールドミュージアム財団. 石見銀山-鉱山遺跡と自然-. 2007
• 井澤英二. 石見銀山の地質と鉱物について. 日本鉱業史研究. 1998, 35, 5-8
• 井澤英二. 石見銀山の高品位銀鉱石の特徴と製錬. 日本鉱業史研究. 2007, 53, 36-55
• CHIU, Y.-H. FUMA : Environment Information Gathering Wheeled Rescue Robot with One-DOF Arm. Proc. IEEE International Workshop on Safety, Security and Rescue Robotics (SSRR 2005). 2005, 81-86
• 妻木俊道. 危険作業ロボット. 日本ロボット学会誌. 2000, 18, 7, 946-950

タイトルに関連する用語 (5件)： 世界遺産 ,  石見銀山 ,  探査ロボット ,  開発 ,  調査