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J-GLOBAL ID：200902286413783022   整理番号：08A0791912

乳牛に成功裡に人工授精することがますます困難になっているのは何故か?

Why is it getting more difficult to successfully artificially inseminate dairy cows?

著者 (5件)： DOBSON H. (Univ. Liverpool, Wirral, GBR) ,  WALKER S. L. (Univ. Liverpool, Wirral, GBR) ,  MORRIS M. J. (Univ. Liverpool, Wirral, GBR) ,  ROUTLY J. E. (Univ. Liverpool, Wirral, GBR) ,  SMITH R. F. (Univ. Liverpool, Wirral, GBR)
資料名： Animal  (Animal)
巻： 2  号： 8  ページ： 1104-1111  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： W1725B  ISSN： 1751-7311  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 成功裡に人工授精(AI)を用いるとは,妊娠を望む時に妊娠させ適切な遺伝可能性を使用することである。過去30年から50年の間に発情し交尾可能(STBM)な個体の率は80%から50%に減少し,STBMの期間も15時間から5時間に減少した。これに平行して最初の交尾での妊娠率も70%から40%に低下した。発生率の減らない乳房炎と跛行は健康な雌ウシに比し,妊娠にそれぞれ40日と18日余計にかかる。ひどい跛行の雌ウシでは発情の強さは50%低下し排卵も少なく,ホルモン濃度にも種々の異常が起こる。一連の実験研究により,跛行がストレスとなり,視床下部-脳下垂体-副腎枢軸を活性化する事象が視床下部と脳下垂体のレベルで黄体形成ホルモンとエストラジオールの分泌を撹乱し,発情の異常をもたらすと言う仮説を実証した。

シソーラス用語： *乳牛 ,  *人工受精 ,  交尾 ,  受胎率 ,  *ウシ乳房炎 ,  *跛行 ,  発情 ,  排卵 ,  視床下部 ,  脳下垂体 ,  副腎 ,  黄体形成ホルモン ,  ステロイド ,  フェノール類 ,  ジオール ,  性周期 ,  エストロゲン ,  ステロイドホルモン
準シソーラス用語： 交尾行動 ,  妊娠率 ,  内分泌撹乱

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  繁殖管理  (FD01030C)

物質索引 (1件)： エストラジオール

タイトルに関連する用語 (3件)： 乳牛 ,  成功 ,  人工授精