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J-GLOBAL ID：200902286415138426   整理番号：09A0694993

電気メタン生成による電流のメタンへの直接生物変換

Direct Biological Conversion of Electrical Current into Methane by Electromethanogenesis

著者 (4件)： CHENG Shaoan (Pennsylvania State Univ., PA) ,  XING Defeng (Pennsylvania State Univ., PA) ,  CALL Douglas F (Pennsylvania State Univ., PA) ,  LOGAN Bruce E (Pennsylvania State Univ., PA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 43  号： 10  ページ： 3953-3958  発行年： 2009年05月15日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気化学システム(非生物アノード)あるいは微生物電解セル(MEC;生物アノード)において,メタン生成細菌を含む生物カソードを用いる電気メタン生成プロセスによってメタンを生産する方法を検討した。非生物アノード,生物カソードと非貴金属触媒からなる2室電気化学反応器で-0.7V(対Ag/AgCl)以下の電圧で二酸化炭素がメタンに還元され,-1.0Vで96%の電流効率が得られた。線形走査ボルタンメトリーによる電気化学的測定から,生物カソードではプレート型炭素カソードと比べて電流密度が大きく増加し,電流からメタンが直接生成することを示した。また,生物カソードがMethanobacterium palustreによって支配されていることを示した。これらの結果から,電気メタン生成は再生可能エネルギー源(風,太陽光,バイオマス等)から生成した電流を生物燃料(メタン)へ変換に使用でき,二酸化炭素捕集への方法となることを示した。

シソーラス用語： *メタン化 ,  *メタン生成細菌 ,  電気化学反応 ,  *アノード ,  *電解 ,  微生物学的反応 ,  生物燃料 ,  電流密度 ,  電気変換 ,  Methanobacterium ,  *二酸化炭素 ,  二酸化炭素固定化 ,  温室効果ガス ,  アルカン
準シソーラス用語： Methanobacterium palustre ,  生物アノード ,  電流変換

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  微生物学(ウイルス以外)一般  (EG03010C)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (3件)： メタン生成 ,  メタン ,  生物変換