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J-GLOBAL ID:200902286690407151   整理番号:09A0558302

急性リンパ芽球性白血病に関連したJAK2のL611S変異は,ヌードマウスにおいて腫瘍形成を誘発する

The Acute Lymphoblastic Leukemia-associated JAK2 L611S Mutant Induces Tumorigenesis in Nude Mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 284  号: 19  ページ: 12680-12690  発行年: 2009年05月08日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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急性リンパ芽球性白血病の患者で同定されたJAK2のL611S変異について,腫瘍原性をもたらすメカニズムを調べた。BaF3細胞でこの変異JAK2を発現させたところ,ERK,AktやStat5の構成的活性化が認められた。JAK2 L611Sを発現する細胞では,サイトカインの欠乏によって誘発されるアポトーシスも著明に低下しており,抗アポトーシス因子であるXIAP,cIAP1とBcl-XLの発現が増加していた。JAK2 L611Sを発現するBaF3細胞はヌードマウスで腫瘍を形成し,JAK2 L611S変異が腫瘍細胞の侵襲性を増強することもわかった。JAK2阻害剤であるAG490は,ヌードマウスにおけるJAK2 L611Sによる腫瘍形成を阻害した。JAK2のL611S変異は,抗アポトーシスシグナル伝達系を介して,強力な腫瘍原性を示すものと推察した。
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分類 (4件):
分類
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遺伝的変異  ,  細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  酵素一般 

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