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J-GLOBAL ID:200902286719829689   整理番号:08A0882818

浅いマグマオーシャン環境でのコアメルト中の炭素溶解度と地球のコアとマントルの間の炭素分配

Carbon solubility in core melts in a shallow magma ocean environment and distribution of carbon between the Earth’s core and the mantle
著者 (2件):
資料名:
巻: 72  号: 18  ページ: 4627-4641  発行年: 2008年09月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グラファイトに飽和した鉄及び鉄-5.2重量%のNiメルト中の炭素溶解度を,急冷した金属メルトの電子顕微鏡分析で測定したところ,浅いマグマオーシャンでのコア/マントル分別に関連する条件である2GPaの下,2000°Cで5.8±0.1重量%,2200°Cで6.7±0.2重量%,2410°Cで7.4±0.2重量%であった。これらの溶解度は,低圧での文献値より僅かに低く,高圧においてさえも計算値〔例えばWood B. J.(1993)コア中の炭素。Earth Planet. Sci. Lett. 117, 593-607〕より低かった。分析の不確実性はあるが,鉄-5.2重量%のNiメルトに対するCの溶解度対温度のこの傾向は,純鉄のそれと同じか僅かに低い(約0.2~0.4重量%)。コア液相の平衡バッチすなわち分別分離から導いたコアメルトと残存マントルケイ酸塩の炭素含量と,今回の溶解度データと現在のマントルの見積もり炭素含量の比較はそれぞれ,マグマオーシャンにおけるケイ酸塩と金属メルト間の炭素の分配係数DsCilicate/meltを制約している。コンドライトからサブコンドライトで可能なバルクの地球炭素の全範囲に対し,DsCilicate/meltを10-4から1と求めた。しかし~1000ppmのバルクの地球炭素に対し,DsCilicate/meltは10-2と1の間である。~2200°Cでのマグマオーシャンに対する可能なDsCilicate/meltの全範囲を用いて,地球コアの最大炭素含量は約6~7重量%の最大炭素含量と,~1000ppmのバルクの地球炭素濃度に対し0.25±0.15重量%の推奨値を予測した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
流星,すい星,いん石  ,  抽出平衡,分配平衡 

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