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J-GLOBAL ID:200902286756636203   整理番号:09A0719710

水稲新品種「ふくおこし」について

A New Rice Cultivar “Fukuokoshi”
著者 (8件):
資料名:
号: 50  ページ: 1-10  発行年: 2009年03月19日 
JST資料番号: S0590B  ISSN: 0389-9470  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「ふくおこし」は,中生・多収・耐病性を有する水稲を育種目標として,多収性品種の「八系90178(ほそおもて)」を母とし,早生の他用途向け超多収品種「奥羽331号(ふくひびき)」を父として交配を行い育成した系統である。2005年には湛水直播栽培に適する中生の早の稲発酵粗飼料用(飼料イネ)として長野県で普及に移された。2005年3月に種苗登録の申請を行い,2008年3月に「ふくおこし」として,命名登録された。その特性は,次のとおりである。1.出穂期は「ほそおもて」より7日早く,成熟期は約2週間早い“中生早”である。2.耐倒伏性は「ほそおもて」と同等の“強”で,直播栽培に適している。3.いもち病真性抵抗性はPia,Pib,Pikと推定されるが,いもち病圃場抵抗性は「ほそおもて」並である。障害型耐冷性は“やや弱”,穂発芽耐性は“易”である。4.収量性は「ほそおもて」に比べ,わら重では劣るものの,精籾重・精玄米重では多収である。茎葉部と籾をあわせた全体のTDN収量は「ほそおもて」と同等であり,中生の早の飼育イネとして優れた特性を持っている。(著者抄録)
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分類 (2件):
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飼料作物,草地  ,  作物の品種 
タイトルに関連する用語 (2件):
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