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J-GLOBAL ID:200902286807534478   整理番号:08A1133577

高性能溶液-スチレン-ブタジエンおよびブタジエンゴムブレンド中の修飾および未修飾多層カーボンナノチューブ

Modified and unmodified multiwalled carbon nanotubes in high performance solution-styrene-butadiene and butadiene rubber blends
著者 (8件):
資料名:
巻: 49  号: 24  ページ: 5276-5283  発行年: 2008年11月10日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カーボンナノチューブの卓越した特性は,ナノチューブ強化高分子複合材料の開発において科学的および技術的興味を生み出してきた。そこで,著者らは,ゴムブレンド中での多層カーボンナノチューブ(CNT)の良好な分散を達成するための新規混合方法を研究した。本研究において,溶液-スチレン-ブタジエンゴムとブタジエンゴムの50:50のブレンドにCNTを取り込んだ。最初に,CNTをエタノール中で予備分散し,そして,そのCNT-アルコール懸濁液を,高温でゴムブレンドと混ぜ合わせた。そのような方式で調製したゴムナノ複合材料は,非常に低いナノチューブ濃度でも,著しく強化された物性を示した。さらに,著者らは配合物の誘電及び熱特性を分析した。高アスペクト比カーボンナノチューブの場合,2wt%以下の濃度で,これらの複合材での伝導性浸透性網目構造の生成が可能になった。電気伝導挙動とは対照的に,複合材の熱伝導率は,カーボンナノチューブの存在によっては著しく影響されなかった。動的機械分析で,CNTの取り込みによりガラス転移挙動がかなり影響されることが,tanδピークの高さの減少で示された。ガラス転移温度以上で,少量のCNTの取り込み後,貯蔵弾性率は増加した。最後に,「Payne効果」(充填剤-充填剤相互作用の指標)が,ゴムマトリックス中の非常に低CNT濃度で観察された。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子固体の物理的性質 

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