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J-GLOBAL ID:200902286889623660   整理番号:08A1059462

ISP型CDNの検討

ISP-Operated CDN
著者 (4件):
資料名:
巻: 108  号: 203(NS2008 42-67)  ページ: 63-68  発行年: 2008年09月04日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,インターネットにおける動画配信の急増が目覚ましく,今後,大容量リッチコンテンツ配信の普及が予想される。リッチコンテンツ配信の所要伝送帯域は大きく,ISPにとって消費NW資源量を最小化する効率的な配信システムの構築が急務である。従来,Webコンテンツ等を効率的に配信する方法としてCDNが広く用いられている。しかしCDNでは,CDN事業者が複数のISPのNW上に多数のサーバを設置し,計測により得られた不完全な情報を元にサーバを選択するため,ISPにとって最適な配信形態が実現されない。さらに多数の拠点にサーバを設置するため各サーバの大容量化がコスト的に困難であり,リッチコンテンツの配信には適していない。また近年,P2P型コンテンツ配信の試みも見られるが,配信サーバの機能が利己的に振舞うユーザに依存しており,やはりISPにとって最適な配信形態が実現されない。リッチコンテンツを経済的かつ快適にユーザに提供するためには,ISPが自ら大容量のサーバ拠点を自身のNWの限定された箇所に最適配置し,集中的にサーバを最適選択することが有効である。そこで本稿では,このようなISP型CDNに適したコンテンツ展開法,配信処理法,サーバ拠点配置法について検討する。(著者抄録)
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通信網 
引用文献 (21件):
  • YouTube. http://www.youtube.com
  • Akamai Technologies. http://www.akamai.com
  • SU, A. Drafting Behind Akamai. ACM SIGCOMM 06. 2006
  • Limelight Networks. http://www.limelightnetworks.com
  • COHEN, B. Incentives build robustness in BitTorrent. Economics of Peer-to-Peer Systems, 2003. 2003
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