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J-GLOBAL ID:200902286978250320   整理番号:08A0940053

高温,水素化水中の304ステンレス鋼の腐食挙動に対する電解研磨効果

Electropolishing effects on corrosion behavior of 304 stainless steel in high temperature, hydrogenated water
著者 (3件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 2465-2477  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: B0135B  ISSN: 0010-938X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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電解研磨した304ステンレス鋼(UNS S30400)面の260°Cにおける弱アルカリ性水素化水中の腐食速度は以前に測定した加工面と比較して3倍以上小さいことがわかった。この好結果は加工プロセスで受ける表面ミクロ歪を除去することで腐食酸化物層のナノ結晶度に大きな変化が生じたことによる。ミクロ歪を無くすことで極度に小さくかつ均一サイズのスピネル酸化物結晶から成る低空隙率で保護性能を持つ腐食層が形成される。走査電子顕微鏡(FEG-SEM),X線回折及びX線光電子分光法(XPS)とイオンエッチング及びターゲットファクタ分析を併用して,ナノメーターサイズのクロム鉄鉱基スピネル酸化物(保護性能)層上にマイクロメーターサイズ結晶のフェライト基スピネル酸化物(非保護性能)から成る腐食層を見出した。両相の組成は以前に観測された腐食加工面と同じく,混合しないFe(Fe1-nCrn)2O4スピネル2元系の溶解度線相を示している。しかしクロム鉄鉱基結晶は加工面(例えば冷間加工)で形成された結晶と比較すると,より小さな寸法(10対26nm)とより大きな表面密度(~10000対835μm-2)と成っていて,このことは歪のない表面上では高エネルギー核形成位置が存在しにくい傾向にあることを示している。従って冷間加工で誘起された表面ミクロ歪を除く電解研磨は好ましい標準表面条件と言える。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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腐食  ,  その他の表面処理 
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