文献
J-GLOBAL ID:200902287001125981   整理番号:08A1273250

時間分解二次元超小角X線散乱を用いた伸長下のゴムコンポジット内の充填剤の構造解析

Structural analysis of filler in rubber composite under stretch with time-resolved two-dimensional ultra-small-angle X-ray scattering
著者 (8件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 541-551  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: E0020A  ISSN: 0035-9475  CODEN: RCTEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
SBRに55phrのシリカと加硫剤ならびにシランカップリング剤を配合し,加硫し,ゴムコンポジットを得た。これを引張り,その間のシリカの凝集体の構造変化を,時間分解二次元(超)小角X線散乱で調べた。シリカは一次粒子,凝結体,凝集体,ネットワーク形成という階層構造を示すが,本測定により,凝結体,凝集体,ネットワークのフラクタル次元と,凝結体と凝集体の伸長方向と直角方向の慣性半径が得られた。これを基に,応力-歪曲線と凝集体の体積変化を求めた。これらのデータに基づき,コンポジットの変形モデルを次のように,推定した。凝結体半径は引張試験中不変であった。カップリング剤無系では,凝集体の弱結合部が分離し,凝集体間の距離が増加した。カップリング剤有系は弱結合部が存在せず,伸長により凝集体が回転し,その長軸方向が伸長方向と平行となり,次いで,凝集体間の距離が増加し,その後凝集体の変形が破断まで続いた。本法により,充填剤の強化作用の解明が進展する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ゴム  ,  充填剤,補強材  ,  無機化合物の物理分析 

前のページに戻る