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J-GLOBAL ID：200902287646574667   整理番号：09A0522743

スルホン化ポリ(アリーレンエーテルスルホン)の特性に及ぼす疎水性成分の影響

Effect of the Hydrophobic Component on the Properties of Sulfonated Poly(arylene ether sulfone)s

著者 (3件)： BAE Byungchan (Univ. Yamanashi, Kofu, JPN) ,  MIYATAKE Kenji (Univ. Yamanashi, Kofu, JPN) ,  WATANABE Masahiro (Univ. Yamanashi, Kofu, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 42  号： 6  ページ： 1873-1880  発行年： 2009年03月24日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4,4′-ジフルオロフェニルスルホン(I),3,3′-位にスルホン酸ナトリウム基をもつI,および4種類のジヒドロキシアリーレンの共重縮合により,疎水性成分が異なる4種類のスルホン化ポリ(アリーレンエーテルスルホン)を合成した。疎水性アリーレンとして,イソプロピリデンビス(ビフェニレン)(SPE1),ジフェニルメチレンビフェニレン(SPE2),フルオレニリデンビフェニレン(SPE3),および2,7-ナフチレン(SPE4)を合成して用いた。分子軌道計算から,SPE1が最も分子サイズが大きくて嵩高く,SPE4が最小と推測した。高分子量の重合体が得られ,強靭で柔軟性のある膜が成形できた。各重合体のモルフォロジー,吸水性,プロトン伝導性,気体透過性,膜特性を調べた。小分子サイズで低疎水性のSPE3および4は,嵩高いSPE1および2よりも大きな水クラスタを誘起した。SPE4が最も高いプロトン伝導性,高プロトン拡散係数,低膨潤性を示した。小分子サイズ成分の方が気体透過性が低く機械特性でも優れており,燃料電池用途に適していた。

シソーラス用語： *ポリエーテルスルホン ,  スルホン化 ,  疎水性 ,  親水性親油性バランス ,  共重縮合 ,  高分子膜 ,  モルフォロジー ,  性質 ,  プロトン伝導 ,  プロトン移動 ,  膨潤 ,  透気性 ,  燃料電池 ,  嵩高性 ,  アルコール ,  芳香族化合物 ,  単量体 ,  ジオール ,  有機フッ素化合物 ,  スルホン ,  *ポリアリールエーテル
準シソーラス用語： 吸水性 ,  芳香族アルコール ,  *ポリアリールエーテルスルホン

分類 (2件)： 重縮合  (CG04050Z) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (6件)： 4,4′-ジフルオロジフェニルスルホン ,  2,7-ジヒドロキシナフタレン ,  3,3′-スルホニルビス(6-フルオロベンゼンスルホン酸ナトリウム) ,  5,5′′-イソプロピリデンビス(ビフェニル-2-オール) ,  4,4′-(ジフェニルメチレン)ビスフェノール ,  4,4′-(9H-フルオレン-9,9-ジイル)ビスフェノール

タイトルに関連する用語 (2件)： スルホン化 ,  水性成分