抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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キャリア教育は小中学生徒一人一人の勤労観,職業観を育てる教育として重要である。このキャリア教育・職場体験は学校内の教育だけでは完結せず,地域内の事業所との連携が必要である。本稿では,大田区の事例から学校・地域・事業所の連携を考察し,地域におけるキャリア教育の可能性を報告した。大田区がキャリア教育の推進モデル校に指定したM中学校において,職場体験実施後にアンケートを調査を行った。キャリア教育を円滑に推進するためには,学校・地域・事業所がそれぞれ主体的に子どもの教育にかかわる関係を構築し,地域が子どもを育てるとの共通認識が必要である。さらに地域コミュニティの視点に立った持続可能な教育とするためには,学校・地域・事業所がそれぞれ支援し合い,お互いにWin-Winの関係を築くことが必要である。