文献

J-GLOBAL ID：200902287773629373   整理番号：09A0936475

鹿児島湾の重富干潟における底生動物相の変化-1994年と2005年の比較-

Changes in the Macrobenthic Fauna of the Shigetomi-higata Tidal Flats in Kagoshima Bay: Comparison between 1994 and 2005

著者 (4件)： 山本智子 (鹿児島大 水産) ,  桝屋藍 (鹿児島大 水産) ,  松下耕治 (鹿児島大 理) ,  佐藤正典 (鹿児島大 理)
資料名： 日本ベントス学会誌  (Japanese Journal of Benthology)
巻： 64  ページ： 32-44  発行年： 2009年08月24日 
JST資料番号： L3763A  ISSN： 1345-112X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1990年代以降の沿岸域の環境改変が著しい鹿児島湾において,この期間の干潟の底生動物相の変化を比較した。また底質を中心に,生息環境の変化についても追跡し,底生動物相の変化との関連を考察した。両期間では,干潟全体の出現種数は37種から38種と1種類増加した。また群集構造の変化を定量化したところ,干潟全域に於いて種組成の変化が起こり,例えば二枚貝類の減少や腹足類の増加が起こっていたことが明らかとなった。

シソーラス用語： *底生動物 ,  底質 ,  *生息環境 ,  生態 ,  干潟 ,  鹿児島県 ,  湾 ,  *群集構造 ,  鹿児島湾
準シソーラス用語： ファウナ ,  生物群集

分類 (2件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (33件)：

• 秋山彰男. 開発の干潟に及ぼす影響に関する研究. 1974
• 秋山章男. 干潟の生物観察ハンドブック. 1984
• 千葉県. 平成18年度三番瀬海生生物現況調査報告書. 2007
• 風呂田利夫. 東京湾奥谷津干潟の1986-87年冬期における底質環境ならびにマクロベントスの生息状況と垂直分布. 日本ベントス学会誌. 1999, 54, 36-43
• 風呂田利夫. 東京湾奥部三番瀬北西部におけるマクロベントス相と分布特性. 千葉県生物学会誌. 1996, 46, 1-7

タイトルに関連する用語 (3件)： 鹿児島湾 ,  干潟 ,  底生動物相